2014年11月29日土曜日

姿勢の軽い崩れの表現

ある、1ページの文章から。

「いき」の質料因たる二元性としての媚態は、姿体の一元的平衡を破ることによって、異性へ向う能動性および異性を迎うる受動性を表現する。しかし「いき」の形相因たる非現実的理想性は、一元的平衡の破却に抑制と節度とを加えて、放縦なる二元性の措定を防止する。「白楊の枝の上で体を揺すぶる」セイレネスの妖態や「サチロス仲間に気に入る」バックス祭尼の狂態、すなわち腰部を左右に振って現実の露骨のうちに演ずる西洋流の媚態は、「いき」とは極めて縁遠い。「いき」は異性への方向をほのかに暗示するものである。

九鬼 周三著、「いき」の構造  より〜

この部分に共感もてるところが、あぁ、わたし日本人なんだなと思ったりもする。
私にとっては彼の書いている、その「いき」が、余計に媚態性を感じる。

この本を読み始めてだいぶ経ちますが、難しいなりにとても興味深いです。

影で遊び↓



2014年11月11日火曜日

1歳

11月10日は、姪が産まれてから1年の誕生日。
記念に写真を撮ったのだそうで、送ってきてくれた。
いつもなら、子供の記念撮影なんてくだらない、なんて思うけど身内はやはり別ですね。
そして、この子の 健康で平和な将来を願ってやまない。

新生児の時の写真↓

あんなに生きるのに精一杯だった頃の姿を見ると、余計妹のもとに産まれてきてくれて、本当に感謝以外の言葉はないです。

2014年11月3日月曜日

le mois de moi

11月は生まれ月。

秋らしくなってきました。
眩しい光、清々しい高い空。
知的感覚を研ぎ澄ましてくれる様な涼しい空気や、人恋しくなり温もりを求めたくなるもなる、そんな季節で秋は大好きです。

個展も無事に終わり、
なんだか身体が疲れてたみたいで、寝坊繰り返すはの日々でして…なので、この11月始めの連休は完全休養にしました。
たくさん寝て、友人と食べに出かけたり、たくさんお喋りをし、久々にプラプラ長距離散歩をし。

本当は、もっと何も誰もいない所にぽつんと立ってる様な所へ行きたい気もします。

ところで、探してたような靴に出会えた気がします。
見てるだけで惚れ惚れ。自分でニコニコしてしまいます。
大切に大切に履きたいです。

追加。
頂き物の長寿の芋(食べかけ)↓




2014年10月26日日曜日

C'est fini.

ギャラリー パストレイズでの写真展、「真昼」会期を無事に終えることができました。

見に来てくださった方、本当にありがとうございました。
個人的にとても興味深い1カ月強の期間でした。不思議な位、素直に楽しめました。

新たに思う事もあり、今後も写真は継続していく気持ちは強く持って邁進して行こうと決めました。

そして、また皆さんが見に来て下さるように頑張ります。



2014年10月20日月曜日

published




10月20日発売の日本カメラに6ページ、写真が掲載されました。

宜しければご覧ください。

尚、私のミスで撮影データが写真とちぐはぐになってしまいました。
訂正致します。
1p: 東京都目黒区, Oct.2012
2p: イタリア トスカーナ, Aug. 2013
3p: イタリア トスカーナ, Aug. 2013
4p: 東京都稲城市, July.2013
5p:フランス アルル, July. 2013
6p: 訂正なし

写真は編集長のセレクトの掲載ですが、
タイトル「真昼」
のページの写真が、夕方の写真というところがお見事といった具合で、好きです。

よろしくお願いします。

2014年10月15日水曜日

フォトマルシェのお知らせ




六本木のaxisビルにてフォトマルシェ(19日、日曜まで)開催中。
大阪のBloom Galleryから一点、展示販売しています。
右下: 佐野の写真、額付き1.5万円です。
http://www.bloomgallery103.com/141015-1019.html

六本木お立ち寄りの際は是非…。

2014年10月14日火曜日

第8の月

10月に入りました。

10月がなぜOctober(英語)というのか、人やラジオで聞いて成る程そうかぁと思うのだが、ついつい詳細を忘れてしまうので、ここに書き記しておく。

octber はラテン語で8番目、第8のという意味で、これはoctから由来している。Wikipediaによると、現在の一般的な暦では10番目の月であるが、紀元前46年まで使われていたローマ暦では、現在の3月が年始であり、3月から数えて8番目という意味である。
スペースアルクの松沢喜好の語源の扉、第23話 カレンダーの謎にも、
シーザーの時代に制定された、カエサル歴(BC45年)よりも前の共和制ローマでは、1年は3月から始まっていた、と書かれている。↓
http://www.alc.co.jp/eng/vocab/tobira/23.html
しかも、もっと詳しく書いてあって興味深いです。

高校生の化学で覚えた、mono(1という意味), di(2), tri, tetra, penta, hexa, hepta, octa, nona, deca...というのはラテン語由来かと思っていたら、ギリシャ語由来だったというのも初めて知った。そりゃそうか…。ちなみにラテン語源はuni, bi(s), tri, quadri/quadra...。
それぞれ違う分野で使われて、数学、化学ではギリシャ語源としてその接頭語が使われることが多く、音楽用語はラテン語源が使われるという。

んー、深い…。言語学はマニアックで嫌いじゃない。

2014年9月21日日曜日

アルル2014の続き。

アルルでのポートフォリオレビューでのきっかけで、嬉しいことに、あるロンドンのギャラリーでわたしの写真が扱われる事になりました。今のところの話だと2人展になると思います。
L A Noble galleryというところで、オープンして2年と間もないところです。訪れたことはまだありません。

↓ギャラリーによる自分の紹介文
http://www.lauraannnoble.com/artist/kuriko-sano/

…照れます(;^_^

アルル国際写真フェスティバルでは、ポートフォリオレビューというのがあって、主にヨーロッパのギャラリーオーナー、美術館のキュレーター、出版、雑誌、ジャーナル、フェスティバル、コレクターetc関連の人が集まり、作家活動している自分たちの写真を見せるという催しがあります。
Laura Nobleさんのレビューはリアクションを見るだけで好きだとかイマイチだとか印象がすぐわかる方。とてもパワフルで、正直に感想を伝え、プラスの方向にレビューを持って行ってくれると感じてます。


2014年9月19日金曜日

もう一つ、個展のお知らせ。

もう一つ、偶然重なってますが展示のお知らせです。


佐野久里子写真展 「白磁」

 

9月17日(水)~10月3日(金) 10:00~17:00(土日祝休館)

会 場:プラス株式会社ショールーム「+PLUS」 / 入場無料

東京都 千代田区永田町 2-13-5 赤坂エイトワンビル 1階

最寄り駅 赤坂見附11番出口徒歩1分


展示情報↓
https://www.facebook.com/note.php?note_id=782461455151533

2014年9月15日月曜日

個展しますのお知らせ


個展のお知らせをさせて頂きます。
コマーシャル(写真を販売する)ギャラリーでの展示は今回が初めてになります。
コマーシャルギャラリーでの展示は念願でしたが、販売が絡む為ある意味プレッシャーもかかってきます。ですが何もかも経験のうち、なる様にしかならないと思ってます。横浜まで足を伸ばして下さると嬉しいです。

佐野久里子 写真展 「真昼」
ギャラリー パストレイズ
9月20日(土)~10月25日(土) (9月24日(水),日月曜日 休廊)
11:00~18:00
横浜市中区山下町246-5 秋山ビル1F 045-661-1060
最寄り駅 石川町徒歩6分、元町中華街駅 徒歩8分
モノクロ写真 約20点

「真昼」
当たり前の光景の中に佇んでいる
光と影でつくられる形態に、今ある現実を平然と見つめる冷静さと共に、これから何かが始まるかもしれないとうさな興奮を覚える。
明暗差によって、あるかたちは浮き立ち、またあるかたちは沈み行く。
輪郭をなぞりたくなる様な媚態を秘めているその世界には、ものの名前や意味は無くなり、内在する美や脅威が露わになる。しかしそれは、決して私自身が入り込めない、排他的なものがそこにある。

それらの写真は、
わたし自身がほんとうにそこに居たのだろうかという奇妙さと、
そこに居たという、紛れもない事実を教えてくれる。

Kuriko SANO Photo Exhibition "Noon Tide"
Gallery Past Rays
20Sep(Sat) -25Oct (Sat) 11:00am-6:00pm
[closed on 24Sep (Wed), Sun & Monday]
1F Akiyama Bldg, 246-5 Yamashita-cho Nakaku Yokohama

2014年9月13日土曜日

完璧なる現実逃避へのススメ

オーストラリアからスイートでチアフルな文が届いて来て、微笑んだ。

「じゃあ、これから庭仕事してくるね。またね。」
の〆。

はぁ、オーストラリアかぁ…
ドラえもん…
写真はおオーストラリアかと思いきや、香川県の豊島。

2014年9月11日木曜日

en passant par la douche


新幹線に乗りながら、局地的な雨雲をくぐり抜けては、繰り返し進んで行く景色を見て過ごす。

速度は建物を歪ませ映していくのね。

何が言いたいんだか分からないけど、こんなアンニュイモードに浸ってる自分自身を愛でてる。

2014年8月26日火曜日

ハーネス

父、富夫は昔、
巷で流行りのHanesTシャツを、
「ハーネス」
と読んだ。

もー、ローマ字読みしないでこれはヘインズって言うんだよ。と面白がった事があった。
でも、今思い起こせば、
もしかしたら父には、ラテンの空気感たっぷりにラテン語系読みをしたのかもしれない。

たしかにヘインズって読むのにわたしだって一苦労だ。





2014年8月21日木曜日

目からウロコ選

近日にある集まりの店がドン・キホーテのそばにあるとの事で、連絡メールが。

文が英語だったので、ドン・キホーテのスペルにふと素朴な疑問。
Don Quixote
て何語由来?
本を読んだことがない私は、作者がスペイン人だとわからなかったのが先ず問題なのですが、スペイン語なら
Don Quijoteですよね…うーん。

と、唸ってたら友人が教えてくれました。

ウィキペディアの脚注からですが、

  1. ^ Don Quijoteは現代スペイン語の綴り、Don Quixoteは刊行当時のつづりで、19世紀初頭の正書法改革によって/x/をあらわす文字はそれまでの<x>から<j>に替えられた。

なるほど。
今でも、xoだと”ホ”に近い発音をするのかしら。




2014年8月16日土曜日

野暮

考えたけれども、
読書や書きものを読んだ時に
内容に気づきや共感を発見し、自分が漠然と考えていることを彼らが代弁してくれた様な気がしてそれに感動する。
そしてその書き方や構成のアイデアに感心したり、とりあえず自分にもできるのではないかと試してみる。

哲学的な事は私にとってはとても難しい事だけど、それは読みものだけに限らず、旅で、日ごろの社会生活や芸術鑑賞で感じた事などetc...全てにおいて先ずは考えてみる(それをうまく語れないのが私の大きな問題なのですが)事が哲学でもそれが一歩なのではと思ってるんだけど…。

それが、
写真は芸術なんでしょうか?
という内容だと、やはりそれは野暮な質問だと今日の14:20に思った。

そのときは、何が主張したかったのだろうか、と思ってかなりイラついた記憶がある。

ウィキペディアによると、
野暮とは、洗練されていない様を表す語である。「いき」の反対の形容である。

で、今読んでるのは、
いきの構造。

2014年8月4日月曜日

朝のコーヒーと午後の珈琲

断然に、朝にいただくコーヒーの方が
美味しいと感じるのは、
何故だろう。


2014年8月1日金曜日

floating

あフランスから帰国後、仕事もこなして普段の日常サイクルに戻っているのですが、なかなか眠気サイクルは戻りませんでした。
なんだかシャキッとしていません。

眠いかと思えば、
植木に水をたっぷりあげ、
家事にまい進したり、
こんな時に撮るとどんな写真が撮れるのかしら。

ふわふわするこの数週間を楽しもうとしよう。

2014年7月21日月曜日

檸檬

夏に良く合う、レモン色のスカートを思い切って買う(相当思い切った)。

青い空ではもちろん。もし夕立を感じさせる濃い灰色の空の下でも、ぱぁっと明るくさせてくれる様な、そんなスカート。



2014年7月18日金曜日

Arles 2014 個人的メモとレポート

今回のおフランス。

パリ2泊、アルル1週間。ストラスブールは2泊。


アルルでの国際写真フェスティバルRencontre d'Arlesは3回目です。


1回目:ポートフォリオレビューでいっぱいいっぱいで展示をあまり見る余裕が無かった。

2回目:2泊しか出来なかった位の弾丸滞在。

3回目の今回は、初めてオープニングウィークをじっくり見て回ることが出来、写真以外の展示も見ることも出きた。

会場スペースとしては1番大きいSainte-Anne教会で行われていたのは、David Baileyによる著名人のポートレート写真がずらり。それ以上でもそれ以下でもなく、なんだかこの大きいスペースがもったいない気がして残念。


個人的に特に興味があったのは、Martin Parr(マーティン パー) and WassinkLundgren(ヴァッシンクルンドグレン)による、「The Chinese Photobook」。中国の満洲事変〜文化大革命時代の写真集からの写真を中心に展示。
同じ資料元からの写真を使ってるのだが、日本の軍事力を讃えてる内容の日本側の写真集と、「私たちの文化がこれだけ壊された」の内容とする様々な写真で構成された中国側の写真集が対比されて展示していたのを見たり。
また、文化大革命時代背景から毛沢東に失脚させられた元側近の林彪が写真集が改編される後に幽霊みたいに消されてたりしてる。
大日本帝国の対外宣伝グラフ雑誌 「Front」からのプロパガンダ写真なども見ることが出来、時代背景の説明と共に、写真の役割や当時の写真の使われ方が垣間見られる。そういった資料として、とても興味深かった。
Wikipediaで調べてみると「Front」は友好国から敵対国まで、日本国外に当時の日本の国威、軍事力、思想などを誇示するのが狙いで15カ国語で翻訳され、当時ではあり得ない程の高いレイアウト、紙質、印刷クオリティで刊行されたということ。
展示されていた「Front」は、中国へ侵略したことをきっかけに孤立していく日本が、満州国の建国を様々な民族の共存できる理想の国〜的な内容でアピールしていた。
ただ、展示の状況が部屋をレッドライトのみの暗い状態の中、サーチライトを当てて見るというスタイル。この演出?自体に何の意味があるのか理解し難いのであった…。

その他、The Walther Collection からの展示では、August SanderやDieter Appeltが好きだけど、アフリカ(マリ、南アフリカ、カメルーン)人写真家の作品が多く見られ、日本ではあまり見かけてなかっただけに興味深い。アラーキーや公園での覗きの写真撮った日本人写真家、誰だっけ…なども多く展示されてたけれど、うーん、もういい。

また、アルル生まれの写真家でこのフォトフェスの創設者の3人の内の1人、Lucien Clergueの回顧展もMusée Reattuにて同時開催。


ブラジル出身のVik Munizの写真切り貼り作品は、近くで見るとフラグメント一つ一つに面白い顔したおじさんがいたりする。単純に楽しい。




でも、頭で考えて創った作品はやはり多いのは仕方ないけど、全体にイメージそのもの自体に心動かされる様な写真にはあまり出会えなかったな…。それは残念。

2014年6月28日土曜日

floe

今日は梅雨らしい天気で、しとしとと雨の音と風景の色。

雨の景色は様々なものを含んで、また違う美しさを感じます。

さて、来週からおフランスへ。
毎年アルルで行われる国際フォトフェスをメインに、その前後2泊はパリとストラスブールへ。
アルルでのポートフォリオレビューの参加者の写真が見れる様になってます。
私のも一応、載ってます、なんとか。

他の方達の、画(質)、綺麗だなぁ…(-。-;

あと、個展が決まりました。
9月20日〜10月25日
Gallery Pastrays(パストレイズ)
中華街のそばにあるギャラリーです。
詳細はまた後ほど。

コマーシャルギャラリーでの展示は念願だったので、とても嬉しい。
同時に慣れてないので、今から緊張カチコチです。

隠し撮りですが、こんなさりげない着こなしの男性、いいなぁという図↓



2014年6月22日日曜日

Baudelaire

ボードレール 悪の華
〜からのスクラップ〜

秋の日の昼の光の消え去ろうとする黄昏時はなんと心に沁みることだろう、ああ、苦痛なまでに沁み渡ることだろう!思うに、茫洋とした中にも身を切る鋭さを秘めた、ある種の甘美な感覚というものがある。そして「無限」の切先ほどに研ぎすまされた切先はない。


案の定、私の読む遅さは半端無いので、図書館返却期限が読み終わる前にあっという間に来てしまったのは言うまでもない。うーん。

↓紫蘇ジュースを作りました。








2014年6月3日火曜日

exploding

芍薬の季節です。
毎年、お部屋に飾っては心踊らせてくれます。

蕾はぷくぷくマシュマロ。

しばらくすると、爆発に近い状態。

なんだかうわっと、怖い気持ちにも。

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花…の様に、美しくあれたらいいです。

2014年5月28日水曜日

血となり肉となる


手術を受けてから、なるべく不摂生と睡眠不足を改めて生活しようと心がける。
とにかく睡眠と適度な運動!は心がけなくては!

漠然と前から思ってるけど、社会的に恵まれなかった、もしくは精神的に不安定で、才能がプラスして、それが傑作に繋がることはごく一部の人や、それか単なる一過性であって、
日本の郊外で両親がいて健康なふつうの生活が送れた私自身なので、ちょっとやそっとでも、幸にも不幸にもなんだかんだでふつうなのだ。
恋愛の悩み、別離、心理的な欠陥、そして挫折みたいなもので落ち込みちょっと鬱状態になって自己陶酔する時や事なども、長いスパンで見れば一部にすぎなくて、
それでも自分が居る状況や環境は相対的に考えれば十分平和で、なんていうかおそらく大分、ふつうなのだ。

それなりに身体的に精神的にも健康であって、ちゃんと仕事が持てて、
それで初めていい作品を継続して創れるんではないかと、今は思っている。

2014年4月13日日曜日

ある日の寝起きの風景

朝起きたら、こんな光景が漠然と見え、何処かで視線が止まった。
開きかけた白いドアや、光に照らされ反射してより冷たく見える壁。
バラの柔らかい影と淡いピンク色との対比が、愛おしく感じた。

これからの始まりや、それとも終わりなのか。そんなことも感じてしばらく見つめていた。

最近、カメラで写真を撮るのもそんな見つめている間(ま)を経てから撮ることが多い。

2014年4月9日水曜日

spaceができてくる

ようやく花を挿し、それを置くことができた。


外は桜が咲いては散っていく、侘び寂びの世界。

2014年3月20日木曜日

美味しいもの

今夜、お友達が誘ってくれて、久々に美味しいものを食べに行こうという目的の外食。

これがとーっても、アタリなレストランだった。

ここのところ引越しや忙しさで疲れてしまったり、写真のことで数日嫌な気分になったりしたけれど、
美味しいもの食べて、鬱滞していたそれらがぴゅーんと吹っ飛んだ位に、本当に食べた全てがとても美味しかった。

こういうのは、なかなか無い。

新しい部屋はまだまだ片付かない。

2014年3月8日土曜日

New Art City Fair

New Yorkで開催中のNew City Art Fair に参加しています(6-9Mar,2014)。
http://www.newcityartfair.com

そして参加元のEinstein Studio Photoのオンラインショップで写真5点販売しています。
http://einstein.onlinestores.jp/category/select/cid/328/pid/9042

といっても、ちょっと選抜はされども参加費取られてますから、大した事ではないのです。

あまりこのサイトの構成は検索しにくく、私個人は気に入ってないのですが、検索はファーストネームのアルファベットからどうぞ。

モアレは大好きなタイトルです。

2014年2月2日日曜日

震えが通り抜ける

この場所の
夜の灯りにぼぅとうかぶ、木と影が作り出す形の脅威的な感覚に惹かれて、夜にここの前を通るたびに写真を撮ら「された」。

でも、やっぱりローライでシャッタースピード長めで撮ると、ブレてしまいます。

悲しい。

今度また、そして、また、
と思ってたら、いつの間にか木が切られて無くなってしまった。後ろの家も壊されていた。

悲しい。

2014年1月5日日曜日

写真のはなしがとても少ないブログですが、2014年

なんちゃってですが、一応、臨床検査技師です。
あと、自称満載ですが、写真家です。
写真のはなしが大分少なく、ろくな事が書けないのですが、2014年もよろしくお願いします。

年末最後の月曜仕事のクリニックで、検査人生恐らく1番大きい乳腺腫瘍にあたってしまいました。
いつ頃気づいたのかといえば、2ヶ月前だそうで、検査時には最大径45mmにも。数ヶ月レベルでこんな大きくなるものは、テキストに書かれてる症例でもあるのですが、実際に対面すると、何とも言えない気持ちになります。私の推測では、葉状腫瘍かな、、、の印象でしたが、結局針生検での結果で後日カルテをみたら、浸潤性乳管癌でした…。勉強させていただく身で、今後も頑張って参ります。

さて、参加した忘年会はカロタイプでのひとつだけ。先生お手製のSoup de Poisson(魚のスープ), イチゴのdessertを写真仲間と堪能させて頂きました。スープに添えるアイオリソースもまたお手製。これがまた、美味!

年末にまた写真をまとめて、ギャラリーに応募。

新年はどこも行かず(行けず)、実家で姪っ子見たり、ゆっくりしてます。

今年の厄除けでは少しだけ瞑想できて、最後に紫色が脳に浮かびました。

あとはキッチンで、思いつき料理。
ある食材で、石焼き芋、ボンゴレビアンコ、鱈ちり鍋、茶粥。





凝った料理はへたっぴぃですが、シンプル料理はなかなかいけるでないか。
というか、素材が美味しいのです。こういうのを美味しいと、思える日本人で良かったと思う瞬間(*^_^*)。

面倒臭がりですが、明日は大根と人参、母からおすそ分けの干し柿があるので、なますを作りたいのです。

あと、今年はシアトルからの帰国以来もう少しで6年間住んだマンションをそろそろ出ようかと、引越しの予感です。

頑張ってまた、働かないとね。