2013年11月21日木曜日

Petite moiré

これといってどうという事ではないのですが、

Einstein Studioの企画で出展する写真の中から、

オンラインPhoto雑誌のアムステルダムのI Love That Photography Magazine  (http://www.ilovethatphoto.net)がセレクトした写真に私のが入ってるそうです(F君が見つけて教えてくれた)

http://www.einstein-studio.com/page/wonderbox/wonderbox.html


というのは、Art札幌とシンガポールで開催されるArtBookFairに、Einstein Studioが企画する写真販売に参加することになりました。
小さいサイズでモアレ-moiré-シリーズから2点。あまりお披露目出来ないからと、カラーも1点出展しています。

スケジュール

ART SAPPORO 2013年11月23日~11月24日

SINGAPORE ART BOOK FAIR 2013年11月29日~12月1日

WEB SHOP 2013年12月2日~12月23日(12月2日にサイトオープン)


積極的に人目に晒して行きたいと思ってるのでまた展示ができるように、頑張ってます。

2013年11月14日木曜日

普通でない

妹はそれでも、相対的に大分ラッキーな方だと思う。
腎移植手術を受けたのも若かったし、移植手術から1〜2年経って腎機能も落ち着いてきた様に思う
(前にも書いたけれども、全てが万歳ではない。毎日、免疫抑制剤も飲まなくてはならないし、それによって常に免疫力は低いのだから、感染だって細胞の癌化だってリスクはこれからも健常人より高い)。

結婚しなければ、移植手術も決断に至らなかったし、
この人の為に長生きしたい、

と、愛が人を変えるってほんとにあるんだなぁと感動に近かった記憶も鮮明に覚えている。
離婚してしまったけれども、感謝している。

子供の件も、染色体異常などが原因の障害もないみたいだし、小さ過ぎて自力でまだ生きられないというのは、子供自身とNICUチームの方達ににがんばってもらうしかない。

ほんとは、普通ではないだけで悲観する要素なんかないのだ。

たくさん苦しい思いも通り越してるだろうけれども、父がいなくても自分で育てると決めたのは彼女自身だ。

そんな決断した事を告げた妹に母は、

子供はあなただけが頼りになるのだから、だから何があっても生きろ。
と、言った。

母は凄いね。




2013年11月11日月曜日

いもうとよ

上手く書けないが、私自身の為に書いておこうと思う。

妹が今日の2013年11/10に女児を出産した。

のんきな両親のおかげで知らなかったが金曜の定期妊婦健診でいつもより血圧が高く出て、緊急で昨日の土曜に入院。

妹は慢性腎不全で7年前に父親と生体腎移植をしている。
周産期医療が整っていて、かつ腎移植手術以来からかかっていて、腎移植後の妊娠を多く扱っている女子医大に通っていた。

36週未満のため様子見だったのだが今日になり、胎児の心音が心配になり、35週で緊急帝王切開で出産したそうだ。正確な数は忘れたが体重1800g程で大変小さい。

今朝は仕事で、電話が知らない03からの番号でかかってきた為、調べたら女子医大(代表)。心配になり、母に電話したのがきっかけで知った。
母は左耳の難聴が進み、電話に気付くのが遅く電話を取れず私に電話が来たのだった。

母からの話だと出産直後にNICUに入った子供は今のところは大丈夫そうだ。これから1ヶ月はそこにいるだろう。

妹は、シングルマザーになることを決めた。

家族の私達は、
血液透析の経験、
他人の身体に傷つけてまで、自分は生きる必要なんて、、、と命になんとなく投げやりな印象だった時期、
生体腎移植後の免疫低下や拒絶反応だろう腎機能低下との苦労、
その間の結婚や離婚、
彼女の、周囲に迷惑かけたくない気持ちや、私には到底めげる様な粘りのある頑張り、
それら色々な事を知ったから、シングルマザーで子供を持つという彼女の決断にはむしろ、
妊娠したことや、彼女が望んでいた子供が持てる喜びを、
彼女が持てた事が心配なりにも心から嬉しかった。

今後、彼女の腎臓はそれなりに元気でやってくれるか、
現実社会でうまくやれるか、
臨床心理士の2次試験の面接が週末あるが無事に受けられるのか、
子供を何とか育てるために、彼女は無理してまで頑張りすぎるだろう。それが1番心配だ。

今回も数日前までは順調に見えてたけど、今はなんだか大変だ。
何故、彼女に試練ばかり与えるのだろう?と思う。
そんな妹に大した気の利いた事が言えない自分が不甲斐ない。

妹の事を書いたり話したりすると、どうしても涙が止まらなくなる。

他にもっと大変な事を抱えている方もいるし、普段はプラスに考えているけれど、
どうか、どうか上手く行って欲しい。